母方の生まれ故郷「日振島」とデラ台風慰霊碑を訪ねる Part 1
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新幹線で新神戸を出発し岡山駅へ。
在来線の「特急しおかぜ」に乗り換えて松山、同じホームから「特急宇和海」に乗り換えて、終点宇和島駅まで約4時間で到着しました。写真は特急しおかぜです。指定席に座りましたが、結構乗り心地が良くて快適に過ごせました。
しおかぜ車内からパチリ。
たぶん瀬戸大橋だと思います。もっと眺めの良いところで撮れよって感じですねw結局この1枚しか撮ってません・・・終点の松山では同じホームで宇和島行の特急宇和海に乗り換えました。指定席は1号車なので、列車を降りてから結構な距離を歩いて乗り換えです。ホームには「坂の上の雲」の旗が大量に置かれていました。
もう宇和島駅です。
特急宇和海の写真も撮ろうと思いましたが、何だかパッとしないフェイスだったので無しです。ここから島への船が出る宇和島港へと歩きます。
宇和島駅前通りをまっすぐ海へと歩き、約15分ほどで宇和島港に着きました。
ここは宇和島新内港駅の切符売り場です。
これが日振島へと連れて行ってくれる、盛運汽船が運航する高速船「あさかぜ」です。奥に見えるのが、嘉島・戸島などを経由する高速船「あけぼの」。日振島まで片道1990円と少し高めです。旗に「天」と書かれているのがちょっとカッコいい!
船内は前方と後方と二つに分かれて席がありました。こちらは前方です。
後方は出入りがし易いので、島の方が利用する頻度が高い感じでした。
宇和島港を出港した船内からパチリ。
船に乗ることがまず無いので船酔いが心配でしたが、波が穏やかなのと高速船の安定感もあり、無事に最後まで乗ることができました。いちおうエチケット袋用意してたんです(;・∀・)
約30分ほどで目的地の日振島喜路(きろ)に到着です。
こちらが日振島喜路。
だいたい見えている範囲に喜路集落の人々の9割が住んでいます。日振島は、喜路(きろ)・明海(あこ)・能登(のと)の3つの集落で形成されていて、喜路は日振島の中で一番人口が多い場所になります。次に能登、そして明海という順番です。
祖母と母は、今から50年ほど前までこの喜路に住んでいました。当時は写真のように整備されておらず、家の目の前が海だったそうです。祖父の命を奪ったデラ台風被害後、日振島でも港整備が進められていくことになりますが、祖母は生きていくため、そのドカタをして二人の子を育てました。
身長155cmに満たない祖母が、男たちに"からかわれ"ながら働いた話を聞くと、胸が詰まります。
日振島喜路に入ってくる高速船「あさかぜ」と喜路の風景動画です。
オッサンの気持ち悪い声が入ってるので消したかったのですが、雰囲気も知ってもらいたいので、音声も一緒に楽しんでください・・・撮影は最終日に行いました。
※高速船「あさかぜ」は老朽化のため引退しました。
Part 2へつづく。