映画「春を背負って」を見ての感想や好きなシーンなど。

カテゴリ:映画 | comments(0) | 2014.06.30 Monday 17:24 |
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先週土曜日、松山ケンイチ主演映画「春を背負って」を見てきました。
場所は、ノスタルジー漂う阪急淡路駅すぐの商店街の中にある「淡路東宝」。土曜午後6時からの上映だったので混むかと思ったら、私と年配の女性の二人・・・今どきのシネコンとは違い、二昔前の街の映画館という感じなので、利用者が極端に少ないんですよね。こういう映画館のほうが私は好きなんですが。

ここは穴場中の穴場ですよ!大阪人のみなさん、どんどん利用しましょう!
駅近で、商店街には飲食店もたくさんあるし、ネットの割引券使えば曜日性別関係なく安く見られるで!

■映画『春を背負って』公式サイト
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※以下あらすじ・感想・ネタバレあり
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あらすじ(関西弁ver.)


長嶺亨(ながみねとおる/松山ケンイチ)は、大金を動かすトレーダーとして忙しい日々を過ごしとった。
ある日、立山連峰で山小屋「菫小屋」を営むオトン・勇夫(ゆきお/小林薫)が登山客を助けようとして死んでもーたとオカン・(すみれ/檀ふみ)から連絡を受け、田舎へ帰るねん。民宿「ながみね」を営むオカンは、オトンがおらんくなったら山小屋経営は無理や!と感じてて、手放そうかと思ってたんや・・・でも亨が、オトンの想いが詰まった山小屋を見て「俺やったるねん!」て言うて、会社辞めて継ぐことにしてん。

山小屋を手伝っている女・高澤愛(たかざわあい/蒼井優)と風来坊の男・多田悟郎ゴロさん/豊川悦司)とともに、標高3000メートルの山で生きることを選んだ男の涙なしには見られない、ヒューマンなんとか物語。


感想


正直ありがちというか、もう出尽くした感じの内容です。
原作者や作り手や俳優の方には申し訳ですが・・・

・家族と疎遠
・息子は田舎を出て都会でバリバリ働く
・父が突然亡くなる
・父の偉大さを改めて実感
・すべてを捨てて後を継ぐ
・この天候なら大丈夫やろ→やっぱり遭難(そうなん?)
・もおー倒れたふりせんといてよw→ふりちゃう!ほんまや!


ただ、しつこさが無くすごく見やすかったです。
会社の上司 朝倉隆史(仲村トオルさん)とは、ゴタゴタせずに終わるし、亨の山登りも特に引き延ばすこともなく進み、それぞれの過去の出来事も簡潔。そのおかげか、素晴らしい自然の映像や俳優陣の演技がしっかりと入ってきました。ドラマなら長々と色々描くんでしょうが・・・そういうのはお腹いっぱいです。

上映時間は116分。
約2時間と長めですが、あっという間に終わります。やっぱりテンポは大切です。

立山連峰の壮大な自然は圧巻。
CGを使わず1年かけて実際に山の四季を撮影したとのことで、ほんまキレイです。映画の舞台となった立山連峰、劇中で「菫小屋」として登場する大汝山(3015m)の山小屋「大汝休憩所」、険しい岩場に大雪・吹雪。移り変わる自然の美しさをたくさん感じられました。相当大変な撮影だったと思います・・・映画館の『非常出口』の灯りが眩しく、若干見づらかったのが残念。

あの景色を見たさに、たくさんの方たちが登るんでしょうね。

ただ、人物のアップや所々で合成ぽさを感じるシーンがありました。
滑落した登山者を助けに走る勇夫の表情を見せたかったのは分かりますが、ちょっと違和感。ブレのない映像だったというのも違和感の一つかもしれません。ブレたら見づらいけど(;・∀・)

「春を背負って」メイキング映像 / YouTube

監督は「剣岳 点の記」の木村大作さん。
こちらは地上波で見ましたが、カメラマンだったからこそ、映像の切り取り方が上手なんだなと。どちらも過酷な中での撮影で、魂のこもった作品になっているのではないでしょうか。偉そうに言うなよ俺・・・

そして、そうそうたる豪華俳優陣たちの演技。
檀ふみさんの、ふんわりした感じを出しつつも芯のある演技と、父役の小林薫さんのギャップ。ドラマ「woman」でのフニャフニャした役や、「極悪がんぼ」でのちょっと悪い役の印象があったせいか、グッと吸い込まれました。

この中では若手になる、大学生・須永幸一演じる池松壮亮さんの関西弁に妙な親近感が(;´・ω・)お調子者な関西人をうまく演じられています。ゴロさんを演じた豊川悦司さんは、男前ゆえにちょっと外れた役をやると輝きますね(笑

主演の松ケンには、命をすり減らし働くサラリーマンよりも、どうしようもない息子を演じてほしかった・・・
松ケンは、情けない姿からビシッとする演技が上手いなとおもちょります。それにしても、ゴロさんを担いで雪の中や崖を下るシーンはマジカッコよかった!あれが漢なんだな・・・



個人的に好きなシーン


■初めて山小屋を目指す亨と父・勇夫
雪山に慣れない子供時代の亨が誤って雪の上を滑り転がってしまうんですが、子役の体当たりな演技もさることながら、心の中では心配しつつも厳しさを教える父の姿は、ベタと言えども泣けてきます。自分の父親と重なりました。凄く厳しい人で、人にどう思われようと関係ないという感じの人。でも優しさも全力で与えてくれました。

■埋まる山小屋
なんですかあの雪!完全に埋まっちゃってるじゃないですか!
立山恐るべし・・・

■愛(蒼井優さん)の笑顔120%な着地
山小屋の屋根で布団を干していた愛が、亨とゴロさんを見つけ、1階の屋根に干してある?重ねてある?布団の上に飛び降りるシーンが凄く良かったです。蒼井優さんのハツラツとした笑顔がたまりません!監督の「ここ、ちょっとこだわって撮影したんやで」ビームがバシバシ出ていますw若干、スカートが気になってしまいますが・・・

■親父を追い抜きたい家具職人・中川聡史
亨の幼馴染の聡史(新井浩文さん)が、亨の父・勇夫に頼まれた山小屋店主の「椅子」を、自分の父親を追い抜きたい気持ちと、初めて受けた依頼のために黙々と作業を続け完成させるまで。奥さんのユリ(安藤サクラ)の静かに見守る姿は、古き良き日本の女性って感じでしょうか。完成した椅子を届けに山小屋まで来たまではいいですが、ゴロさんが全部持って行っちゃったのは内緒です。

新井浩文さんは、表情で見せる演技が上手だなと。映画「永遠の0」でも同じように感じました。

■ゴロさん、まさかのミラクル復活
倒れたゴロさん。亨と聡史と愛の3人でリレーしながら雪山を下り、途中で山岳警備隊の工藤肇(吉田栄作さん)らに引き渡し、何とか命を取り留めました。もうこれは山小屋での手伝いは無理だな・・・と思ってたら、多少マヒが残る状態ながらも元気な姿で戻ってきたゴロさんがそこに・・・いいとこ全部もっていきすぎ!

■亨と愛のメリーゴーラウンド
最後の最後で亨と愛が手を繋ぎ、満面の笑みでグルグル回りだします。
どこで愛を育んでいたんや!と突っ込みたくなりましたが、こういう終わり方もいいかなと。私が忘れいていた純粋が、そこにはありました。



エンドロールまで美味しい


エンドロールでは、山崎まさよしさんが歌う主題歌『心の手紙』とともに、立山の美しい景色を堪能できます。最後の最後まで席を立たせません!残さず美味しく頂きましょう。

アナ雪?レリゴー?
日本人なら"春ショッテ"いきまっしょい!

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