1970年代 OMEGA GENEVE(オメガ・ジュネーブ)レディース手巻き腕時計
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オメガ・ジュネーブ レディース腕時計(金メッキΩ20)
ジュネーブというシリーズは、1960年代ごろには登場していました。
メンズ・レディース、デザインも様々なものがあり、オメガの中ではお手頃?価格で売られていたようです。
ケースは、小ぶりなオーバル型。
キレイなゴールドは、純金やK18ではなく金メッキです。本体側面に「Ω20」という表記があり、これが金メッキ・厚さ20ミクロンという意味を表しているとか。(小さすぎて撮影できず)。某ネット上で見た1970年代のカタログには、『Hard Gold Plated』(金メッキ)という表記がされたものが多く掲載されていました。
裏蓋はステンレス。
竜頭にはΩマークがありますが、ハゲてます。(私も)
発見したときは、ベルトがボロボロで尾錠側しか残ってない状態でした。
片一方はどこへ行ったんや・・・ただ幸いにも、風防の擦り傷は目立ちにくく、ケースはキレイなままです。文字盤には縦にストライプ模様が入り、小さいながら高級感漂いまくりなんです。
でも動いてない・・・当たり前か(汗。
年代的には、おそらく手巻きのはず。
そんなわけで恐る恐る竜頭を回してみると、確かな手ごたえを感じました。しかし、巻ける所まで巻いてみても、秒針が無く動いてるのか分からないのでやんす(;´・ω・) ならば耳を近づければ何か分かるはず・・・
「チッチッチッチッ...」
うおおおおおお!動いてるぅぅぅぅ!
最終的に、43時間35分動き続けました。でも秒単位で計測したわけではないので、どれほどの遅れがあるのか分かりません。過去に一度もオーバーホールされてなく、いつ使えなくなってもおかしくないでしょう。
ベルト交換&Dバックル装着
まあ、とにかく動いた。
というわけで、新しいベルトと、取り外しが簡単になるようにDバックルを付けてみました。純正ではなく、時計ベルト大手のBAMBI(バンビ)というメーカーの物です。
ベルトはカーフレザーで、時計本体側が幅11mm、尾錠側が幅10mm。
元は11mm-8mmのベルトですが、Dバックルの最少サイズが10mmだったので、それに合わせて11mm-10mmに変更しました。
Dバックルは、時計の色に合わせてゴールドに(ZG007)。
三つ折れのプッシュタイプで着脱が楽ちん!小さくても、しっかりした作りです。
そんなわけで、おっさんの腕に着用してみました。
なかなかいけるんちゃう?わいのほっそい腕にお似合いや!
後日談
母に話すと、壊れて動かなくなったと勘違いしていました。
このオメガの時計は、母が若かりし20代のころ、大阪の地下街にあったオメガの専門店?に父と一緒に買いに行ったそうです。父はプレゼントを渡すような人ではなかったので、かなり貴重だとか・・・
おそらく、結婚前後のかなり貧乏な時代だったと思います。
オメガのジュネーブ。
父の思い出とともに、母の腕で時を刻んでください。